三重県伊賀市の廃車買取ポータルサイトリニューアル・WordPress構築・SEO・集客コンサルティング・ドローン撮影

廃車ひきとり110番という廃車買取のポータルサイトを運営している株式会社イー・エス・コーポレーション様からサイトリニューアルのご相談をいただきました。

実は、弊社が法人化する前に代表の青山が個人事業としてホームページ制作をはじめ、最初のお客様がイー・エス・コーポレーション様でした。

2005年5月のことなので、もう13年前のことになります。当時の社長様と担当者の方には大変お世話になり、新たな顧客をご紹介いただいたり、他にもどんどんお仕事をいただきました。

地元の名張・伊賀地区で中古車ディーラーを営まれていた社長様が、なぜ自動車リサイクル事業をはじめられたのか、お話をしていただき感動し、少しでも廃車ひきとり110番のビジネスでお役に立ちたいと強く思ったのを、今でもよくおぼえています。

それから10数年経て、ウェブサイトを大幅にリニューアルし、集客のコンサルティングに入ってほしいという相談をいただきました。現在の担当者様は、イー・エス・コーポレーション立ち上げ当時からおられる方で、私のことも知っていただいていたようでした。

私が提案した内容は、サイト全体をレスポンシブルデザインでリニューアルし、買取事例とお客様の声を日々追加更新できる仕組みと独自ブログ設置、ソーシャルメディアとウェブサイトの連動、常時SSL化などです。

SEO対策に関しては全ページのタグを見直し、さらに、長期的な外部SEO対策として、ユーザーに重宝されるようなウェブツールの開発を提案して公開することにしました。
さらに本社は三重県伊賀市にありますが、ビジネスとしては全国対応のポータルサイトであるため、全国の都道府県名や市区町村名を組み合わせての検索にも強くなるような工夫を凝らしています。

トップページは広告のランディングページとして機能するように、訴求力のある内容に書き換え、マイクロコピー（ボタン内のテキストなど）を徹底的に考え抜いて修正してみました。

そうすることによって、同じアクセス数であったとしても、コンバージョン率が上がり、結果として売上が伸ばせます。

売上＝アクセス数 × コンバージョン率

という計算式は今も昔も変わらないのです。

広告に関しては、リスティング広告を見直し、当時から取り組んでいたアフィリエイト広告のASPも見直しました。
さらに、あらたにディスプレイ広告としてSNS広告のFacebook広告の出稿をすすめました。

Facebook広告をうまく活用すれば、リスティング広告ではその性質上とらえることができない、”潜在的な”顧客にアプローチすることができます。

カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの設定やターゲティング、ピクセルをウェブサイトに埋め込んでの効果測定やABテスト・改善など、きちんとした運用を行うのは非常に難しく、広告運用の代行もご依頼いただきました。

広告のコピーや画像・動画を約1か月間徹底的にテストし、広告の設定を見直すことによって、2ヵ月目に驚くべきコンバージョン単価を出せるようになりました。

この数字はGoogleやYahoo!のリスティング広告では絶対に出せない単価です。なぜならば、PPCキーワードのクリック単価に近いからです。

フェイスブックでは広告以外に口コミを拡散させる仕組みを取り入れることによって、広告以外のFacebookページ投稿からのコンバージョンも発生するようになりました。

Google AnalyticsとSearch Consoleの設定がうまくできていなかったので、正確にコンバージョン測定が行えるように設定し直しました。
メールフォームからの依頼だけでなく、電話での相談も多いということから、イベント設定をすることにより電話での相談も一部コンバージョンとして測定できるようにしました。

私が効果測定にこだわるには、これなくしては改善の指針が立たないからです。思い込みやあいまいな推測による軌道修正の提案では担当者の方にも、そして私自身にも「本当にこれでよいのか？」と迷いが生じてしまいます。

効率的に改善をすすめるため、迷いなく愚直に作業を遂行するためにも正確なアクセス解析と効果測定が必要です。

担当者の方とは、月に一度訪問してミーティングを行い、現状の確認、アクセス解析結果を見ての改善点の洗い出し、この1ヶ月に取り組む課題の設定など、継続的なパフォーマンス向上のための施策に取り組んでいます。

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